シーズインクルーデット17今週出資申し込みしました。/今週札幌記念 2018.8/17
こんばんは、今週私の方土新潟5R12:35初出走スターオブオナー(父トーセンホマレボシ総額1500万)小倉5R12:15初出走マイネルカゲツ(父アドマイヤムーン総額1,600万)札幌6R12:45ディナミーデン、シュネルスト、、。。日曜札幌6R13:00アインツェルカンプそして2R10:40お互いのロイヤルアフェア、出走頑張ってもらいたいものです。
2018/08/10 <所有馬情報>
在厩場所:北海道・ノーザンファームYearling
Yearling担当者「夜間放牧を順調にこなしながら、調教厩舎への移動に向け、ウォーキングマシンでの運動や鞍付け馴致を行っています。扱い易く素直な馬ですが、時々気の強い面を見せたり、放牧地で他馬を制したりするので、気を付けながらこれから移動まで馴致を進めていきます。今春重賞を制した半兄のヒーズインラブと比較しても一回り馬っぷりが良いですし、手先の捌きは柔らかく素軽い動きを見せています。牧場内でも評価の高い一頭ですのでこの先が楽しみですね」433kg
53.【種牡馬別】ロードカナロア産駒の見かた
ロードカナロア自身の馬体
日本競馬に対応するための軽いスピードや瞬発力だけではなく、香港競馬で問われるパワーやスタミナという、競走馬として必要なあらゆる資質を有していることを証明しました。個人的には、サクラバクシンオーが最強のスプリンターだと考えていましたが、ロードカナロアの出現によって、最強スプリンターの座を書き換えざるを得なくなりました。
産駒の特徴としては、とにかくどの馬も形(シルエット)が安定していることが挙げられます。ロードカナロア自身も、トモにしっかりと実が入って、付くべきところに豊富な筋肉が付き、脚元の構造もしっかりとしていて、募集時からすでに非の打ち所のない馬体を誇っていました。その馬体の良さが、産駒にもそのまま伝わっています。もちろん母系の特徴によって、短いところが得意そうな馬体であったり、長いところも走れそうな馬体に出たりしていますが、全体のシルエットの安定感は同じです。
アーモンドアイの募集時と成長後の馬体
募集時の馬体は、表現が適切かどうか分かりませんが、実に普通でまともです。というのも、私自身も募集時にシルクホースクラブのカタログを見て、「普通でまともだな」と思ったことを覚えています。2年も経つと、ほとんどの馬の募集時の立ち写真のことなど忘れてしまうのですが、なぜ「普通でまとも」でしかなかったアーモンドアイの馬体写真を、これだけ印象深く、鮮明に思い出せるのでしょうか。ロードカナロアの初年度産駒だったからか、フサイチパンドラの仔であったからか。いずれにせよ、馬体にインパクトはなくても、何か訴えるものを持っていたからこそだと思います。
今回改めて、アーモンドアイの募集時の馬体を見てみると、この時点ではロードカナロア産駒らしい全体のフレーム(骨格)の正しさと安定感があります。欠点が見当たりません。どちらかというと、父ロードアナロアの馬体の良さがストレートに伝わっている印象を受けるのです。ノーザンファームの元場長の秋田博章氏も、以下のように語っていましたね。
ロードカナロアの馬体はパーフェクトなバランスをしています。まずはトモが丸くてガチっとして、全体の肉付きも良く、いかにもスピードがありそう。そして、脚や首が長すぎもせず短すぎもせず、馬体の幅も薄すぎず厚すぎず、繋が立っていることもなく、飛節が折れすぎていることもなく、直飛(真っ直ぐ)でもありません。あらゆる面から見て、種牡馬自身がパーフェクトな身体をしていて、そのボディバランスの良さが産駒に伝わっています。これほど自身の良さが産駒にブレずに伝わっている種牡馬も珍しいですね。
ところが、桜花賞時のアーモンドアイの馬体を見てみると、少し印象は違ってきます。たしかにロードカナロア産駒らしい力強さもあるのですが、それ以上に手脚や胴部がスラリと伸びて、マイル以上の距離を十分こなせそうな伸びのある馬体に変わってきています。僕はこの時点で、アーモンドアイは母フサイチパンドラに似てきている、という印象を抱きました。
ロードカナロアの種牡馬としての良さは、アーモンドアイに集約されています。どの産駒にも安定して、正しく欠点のない全体のフレーム(骨格)を伝えつつ、母系の良さを見事に引き出しているのです。つまり、ディープインパクトと同じく、本当に走る産駒を見つけるためには、母系の影響が馬体に出ているかどうかがポイントとなるのです。
出資検討時のポイント
もう1頭挙げるとすれば、前駆が力強く、胴が詰まっているように見えるアンヴァルでしょうか。この馬も母アルーリングボイスの影響を受けて、いかにも短距離馬という馬体ですが、首も手脚もスッと伸びがあって、筋肉も柔らかそうです。こちらはマイル以下の距離でこそ力を発揮できるタイプの馬体です。
初年度からこれだけ安定して自身の良さを伝え、母系の特徴をスパイスとして乗せることができる種牡馬も珍しいですね。オルフェ―ヴルが三振かホームランかの強振打者だとすると、ロードカナロアはヒットからホームランまでコンスタントに打てるハイアベレージ打者ですね。生産者にとっては、安心して配合できる種牡馬の1頭になりそうです。
ロードカナロアの種牡馬としての良さはそれだけではありません。さらに奥深いところには、目の美しさがあると思います。ロードカナロア自身もそうでしたが、産駒は共通して、黒目が大きく、澄んでいて、集中力のある目をしています。このことが何を物語っているかというと、キングカメハメハから受け継いだロードカナロアとその産駒の気性の穏やかさであり、賢さであり、前向きさです。競走馬としてはその肉体的能力以上に大切と考えられる、頭の良さや精神的な強さを伝えているということです。賢くて気性が良いからこそ、順調に育成・調教を進めることができ、早く仕上がってデビューすることができます。また、レースに行って折り合いを欠くことなく、多少の距離延長は問題としないのです。
今後への期待と課題
産駒に確実に能力が伝わることが分かった以上、この先、さらに良い繁殖牝馬がロードカナロアのもとに集まってくるはずです。母系の良さを引き出すタイプの種牡馬だけに、さらに強い産駒たちが誕生して、昨年よりも今年、今年よりも来年と好循環を辿ってゆくのではないかと予測します。
ひとつだけ課題を挙げるとすれば、古馬になってからの成長力でしょう。ロードカナロア産駒は早熟なのか、それとも古馬になってさらに成長するのか、答えが出ていない今だからこそ議論できる話題でもあります。
楽観論としては、ロードカナロア自身、古馬になってから強くなった晩成型であり、産駒にもその成長曲線は遺伝するのではないかという考えです。ケイアイファームの中村マネージャーはこう語ります。
2歳戦から活躍するような種牡馬の産駒は、早い時期から動きや馬体がしっかりしている印象があります。一方、ロードカナロアの産駒ですが、自身の育成時と同じように、3歳になってようやく完成期を迎えてきたかなといった感じです。その感覚がリンクしなくとも、早い時期から結果を残しているのが、種牡馬としてのロードカナロアの凄さであり、産駒たちもまた、古馬になるにつれてさらに良くなると思っています。
「優駿」2018年8月号より
悲観論としては、仕上がりの早さや勝ち上がり率の高さを見ると、父とは違って、ロードカナロア産駒は早い時期に完成し、古馬になってからの成長力を欠いてしまう早熟の傾向があるのではないかという考えです。岡田スタッドの岡田牧雄氏はロードカナロアについて、「これで古馬になってさらに成長したら恐ろしいね。サンデーサイレンスはそうだったけど、ロードカナロアは違うんじゃないかな」と語っていました。決して早熟と決めつけているわけではなく、もしここからさらに成長するのであれば、ロードカナロアはサンデーサイレンス級の名種牡馬になりうるという意味です。
私はそのどちらでもあり、どちらでもないと考えています。楽観もしないし、悲観もしていません。ロードカナロア産駒は、キングカメハメハから脈々と伝わる、馬体全体の骨格(フレーム)の良さと気性の素直さゆえに仕上がりが早く、早い時期にデビューして、持ち前のスピードを生かすことができます。そこから先は、母系の成長力によるということです。ロードカナロアは母系を引き出すタイプの種牡馬ですから、母系から早熟の短距離の血が伝わると、それほどの成長力は望めませんが、母系が晩成のステイヤー血統であれば、古馬になってさらに強くなったり、距離が延びて花開く馬も出てくるはずです。
つまり、母系の影響を受けつつ、多様な産駒が誕生するはずです。初年度はあくまでも序章にすぎず、将来的にはキングカメハメハの後継者となるのは間違いなく、ディープインパクトに対抗しうる歴史的な名種牡馬になる可能性も秘めています。
ディナミーデンおめでとうございます。 ようやく勝ち上がってくれました。 これだけ堅実に走ってくれると、上のクラスでも堅実に走ってくれそうです。 シーズインクルーデッド17申し込めたのですね。 シルク恐るべしです。 既に残口ある馬が4頭と一般募集が始まって数日でこの状況。 そら社員は横柄になります。 私は13、14日と滋賀県マキノにキャンプに行っていて、帰ってきて シルクのHPを見たら満口馬が大量に出ている状況。 カラヴィンカ17を様子見ようかと思っていたら速攻満口。 ...... more